2015年12月5日土曜日

3歩進んで2歩下がる

12/5(土)
・PR 20.4km (3.9kmx5周+900m, 4'06"-3'58"-54"-53"-49"-34"/km, Ave. 3'55"/km)
・ws 150mx3
・補強 壁-股-腕x2-腹-臀

6:25出走。昨日の夜はブログを書いてから異常な睡魔に襲われ、8時間近く寝るも朝はしんどく...。移動疲れと週末の疲れがどっと出てきたのだろう。

PRも随所に疲れの影響を感じる結果となった。
1周目は先週の入りと同じくらいの主観強度で走ったらなんと4'/kmオーバー。明らかに身体の中心部と体幹の動きが悪く、jogベースの動きに留まってしまっていた。
2周目から動きを意識してPRベースにして立て直しを図るも、脚の筋肉が疲労で潰れかけ、上体を支えきれないように感じた。徐々に身体が温まってきてそれなりの動きができるようになったが、最後まで疲労感を引きずった。心肺は余裕そのものであり、追い込みきれないまま走り終わってしまった。

体幹がうまく動かなかったことが今日の課題点。体幹が可動すれば、地面反力を捉えて推進力へ変えられるため、脚への負担が少なくなる。つなぎjogやアップjogで体幹へ意識を巡らせるようにしたい。長時間座った後は軽く腹筋背筋をして体幹の柔軟性を取り戻すのも良いかもしれない。

-------

ポイント練の質が高くなった分、疲労の質も高くなっている。水曜日の疲労が腸腰筋やハムの張り・軽い頭痛などの形で身体に残っていた。これも今日のPRの質を低くしたと思う。
身体が質の高い疲労に慣れていないだけなのか、ポイント練の質が高すぎるのかはまだ判断がつかない。もうしばらく今のパターンを継続し、心身がついてくるのかこないのか確認するしかないと思う。

しかし現時点では疲労はピークの一歩手前まで来ており、今むやみやたらに練習しても身体の資本がやせ衰えていくだけのように感じる。一度1週間程度の休みを入れて、スカスカになった身体の資本に余力を含浸させたいと思う。

-------

3歩進んで2歩下がる。先週のPRでは3歩進んだ感がしたが、今日のPRは2歩ほど下がってしまった。

思うに陸上競技では、3歩進んで2歩下がることを繰り返す中で、真の地力向上がみられるのだろう。肝要なのは2歩下がることに耐えられるかどうか。

3歩進むと、疲労が溜まり気力も使いきったへとへとの状態。その状態でポイント練をすると、身体は動かずしんどい割にペースが上がらない。ここで、ペースが上がらない→余力を残して練習を終える→疲労回復が速い→次のポイント練で3歩進むことができる。またある程度の負荷で走るので、僅かながら走力も向上する。そしてしんどい中で走ることで、精神的強さを養うことができる。

ゆえに自分は、疲労が溜まっていてもポイント練を回避することなくやり遂げたい。ポイント練の途中で妥協すると4歩も5歩も下がることになってしまうし、頑張りすぎて1歩進んでしまうと次のポイント練で3歩進むことができない。

今日はしんどいながら最後まで走りきった。良い練習ができたと思っている。

0 件のコメント:

コメントを投稿