2015年10月25日日曜日

ほろ苦いフルデビュー

10/25(日)
大阪マラソン 42.195km ネット3:00:09/グロス3:15:03

走ってきました大阪マラソン。ほろ苦いフルデビューとなりました。

ノーアップで出走。kブロック出走のため、15kmまでは身動きがとりづらく、加速と減速を繰り返し。自分のペースに入れたと思ったら前のランナーにぶつかりそうになり、非常にストレスフルでした。そしてスタートまでに整列待機で体が冷え切り、2km地点でトイレへ。ここで5分程度ロスしてしまいました。

15km過ぎからようやく自分のペースで走れるようになり、4'一桁で巡航。追い風が助けてくれたのもあり、脚が重くなることはなく35kmまで淡々と進みました。完全に独走でしたが、自分のリズムで軽快に走れたため、集団走でなかったことはプラス要因だったのかなと思います。
38kmを超えてから急に脚が重くなりペースダウン。しかし身体には余裕があり、フィニッシュ後もすぐにダウンjogに移行できました。

以下にラップを示します。

整列地点-スタート 14'54"
0-5km 28'46"
5-10km 20'36"
10-15km 20'42"
15-20km 20'05"
20-25km 20'19"
25-30km 20'11"
30-35km 20'02"
35-40km 20'31"
40-ゴール 8'57"

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今回の5km-42.195kmまでの37.195km間の平均ペースは4'04"/km。もし前方からスタートできたとしても、2:50程度のタイムだったでしょう。正直、もう少し速いペースで刻めると思っていました。
レースの最中、余裕は感じましたが、それを走りに反映させることができませんでした。つまりは必死になれなかったということです。フルで力を出し切ることの難しさを学びました。

良かった点は、エネルギー切れや脚の痙攣等のアクシデントが無かった点です。早朝何も食べずに長時間走っていることで、エネルギー回路が鍛えられ、水分不足にも耐えられる脚が出来ているのでしょう。

また練習としては、今日のフルは良かったと思います。㌔4ペースで40km弱を走るPRをしたと考えれば、いつもの週末距離走より格段に質は高いです。

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大会の趣旨等に色々思うところはありますが、結果的に今回走ってよかったです。フルがどんなものかイメージを掴むことができました。
今後の主戦場にするには、フルは刺激が少ないと感じました。10kmやハーフ (正確には20km) の方が、スピード感があって面白かったかなと思います。フルの大会の雰囲気への相性も含めましても、今後は10km~ハーフ主体で行こうかなと思いました。

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追記で今回気づいたこと。
自分のリズムで淡々と軽快に走るということが、私にとっての「走り」だと思いました。自分に最適のストライド・ピッチ・腕降りを実現できるスペースがあり、視界には障害物が無く、直線的な動きを繰り返す。そこに楽しみと愉しみがある。
人ごみをかき分けながら前に進まなくてはいけないことは、私にとって「走り」ではない。自分の走りが抑え込まれる不快感は、なかなか心にくるものがありました。できれば二度と味わいたくない。
というわけで、今後都市型マラソンには出ないだろうという結論に、やっぱり達してしまいました。

人ごみをかき分けるという行為には賛否両論ありますし、私自身他人に迷惑をかけてしまった場面がありました。その点については反省しています。他のランナーに嫌な思いをさせないためにも、肌に合わない都市型マラソンには出ない方が良さそうです。

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