2015年12月31日木曜日

2015年12月総括

12月の練習総括。



月間走行距離は685km。

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まずは練習計画とそのこなし方から。
3月頭の錦帯橋ロード10kmに向けた3ヶ月計画の1か月目だった。「練習計画ver.1-1」を立て、「今の体で出せる最大のペースまで到達する事」を目標に、LT走と距離走に取り組んだ。目標とする設定は、LT走3'30"/km、PR3'50"/km。

結果としては、LT走は8.7kmを3'26"/km平均まで到達した。今の身体資源をフル活用している手ごたえがあり、これ以上ペースを上げるためには筋力とスピードを鍛えなおす必要があると感じている。

一方、PRは20kmを3'55"/km平均までしか到達せず。距離にビビってしまい追い込み切れず、この1月を通して良い練習にできなかった。
そもそも20kmPRをやろうと思った動機が「長い距離でスピード持久力を鍛えるのが良い」という情報を見たからであり、自分の中で10000mと20km以上の距離がリンクしていなかった。ものは試しで1月やってみたが、自分の中で感覚がリンクしない練習を続けても、気持ちが入らずレースに繋がらないと強く思っている。
1月からは距離を落としてペースを上げ、スパッと追い込めるようにする予定である。

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その他数点、印象的なことをつらつらと。

jogを使って疲労を抜くのがうまくなったと思う。ペースを落としてじっくりとjogして脚を貯めるという感覚を掴めてきた。この1月で、ポイント練に合わせるという意識改革が進んだと感じている。

月後半からは補強運動を積極的に取り入れて、スピードの出せる身体をつくろうとした。接地の衝撃を身体でうまく受け止められるようになった。

「浮心」「接地の『ポイント』」という2大概念を得た。力まずしてスピードを出す感覚をわずかながら学ぶことができた。今までの筋肉走りを脱却できると感じており、意識・感覚の定着が楽しみで仕方がない。

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総括。
オーバーワークになることなく練習を積むことができ、着実に進歩を感じることができた良い月であったように思う。
来月は「練習計画ver. 1-2」に従い、スピードを鍛えなおしてLT走のペース底上げに努めたい。

走り納め

12/31(木)
・long jog 25.7km (5'08"-05"-06"-03"-4'08"/km, Ave. 4'52"/km)
・ws 150mx2-200mx2-340m
・補強 ス-腕-プ-臀

6:40出走@猪名川。
普段と質の違う食事や連日のlong jogで、ややお疲れモード。
そんな中新たなjogコースを走ってみたのだが、ひたすら登り→ひたすら下りで嫌になった(笑)。もう二度と走らん(+_+)

上り下りで脚筋力は鍛えられたが、長い上り下りを走る中で接地のポイントがおかしくなってしまった。jogは平坦なところで行い、フォームを整えて感覚をチューンアップする方が良さそうである。

流し (ws) は少し長め多めに。接地以外脱力の意識で走ると、力感が無くとも速く走れた。200mの2本目が35"5、340mが63"1という具合。
8割の力で、という流しの力の入れ具合が分かってきた。疲労を残さずスピードを出すことができるようになってきた。進歩である。

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明日は元旦。
一年の計は元旦にあり、との言葉通り、明日は来年のテーマとなるような練習をしたい。

2015年12月30日水曜日

流しの必要性理論

12/30(水)
・long jog 24.2km (5'21"-12"-4'50"-34"/km, Ave. 4'59"/km)
・ws 170mx3-200m (35"2)
・補強 ラ-腕-腹-臀

7:00出走。
昨日はブログを書いてから更に10kmほどゆっくりjogをした。それで体がうまくほぐれ、今日は筋肉の張りやコリを感じることなく快適にjogできた。そして昨日のjogのリズムがバルのリズムとうまく混ざっており、身体の調子をうまく引き上げる速度で最初から最後まで走れた。今までにない感覚で驚いている。

今までつなぎjogは身体の各部に張りコリといった疲労が残り、思い通りに体が動かなかった。無理にペースを作っている感が強く、逆に疲労を溜めてしまうことがままあった。
ポイント練でけばだった身体をならすには、筋肉が温かいその日のうちにゆったりめのjogをすることが効くのかもしれない。仕事が始まると10kmはさすがに無理だが、勤務後でも3km程度jogする時間はとれるので、ちょっと試してみたい。

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昨日は高校からの陸上友達と飲んだ。
社会人ランナーとして、また一人の親友として、いろんな話をした至福の時間であった。

その中で教えてもらったのが、「流しの本数と距離」について。
彼は流しを200m~300m、8~10本程度やっているという。それでようやくトラックレースに対応できるスピードを維持できる、と考えていた。そして、jogと流しを同じくらい重要視していた。
因みに彼は5000m14分台ホルダーで、今も週3~4の練習で5000mを15分40秒で走るスピードランナーである。

今までの私の考え方は「あくまでメインはjog」。流しは補強と同程度のプラスアルファにしか捉えていなかった。
今の私の課題はスピードである。新しいメニューをプラスするのではなく、既存のルーチン・意識を改変するとなると負担は少ないのでラッキーである。

彼は週4程度の練習頻度なので、あれだけ本数を多くできるのだと思う。自分は週7で練習しているので、おそらく同じ本数をこなすと脚がイカれる。なのでとりあえず本数を1本プラスしようと思っている。距離は少し長めにして200m。
初めの2本は150mで勢いを作り、後半2本を200mまで伸ばす、というようにしたい。

「jogで終わり」ではなく、「jogと流しが2本柱」というように、意識改革を進めていきたい。

2015年12月29日火曜日

Int.470mx9をAve.87"7

12/29(火)
・Int. 470mx9 (r:60")
  87"4(59")92"9(64")87"2(59")89"0(74")87"0(54")88"5(56")86"6(59")88"0(60")83"0
・down jog 11km (5'/kmくらい)
・ws 170mx3
・補強 股-腕-腹-臀

6:55出走@猪名川。
今朝の猪名川は-3℃と極寒。なのでロンタイをスピード練用の薄手ではなくjog用の厚手のものにし、付け焼刃の寒さ対策をとった。

今日の目的は、「VO2maxの負荷で走ること」。スピードをしっかり出すために、本数は8本と少なめの設定にした。そしてポイントを踏む・浮心を使うことで、力まずにスピードを出すよう気を付けた。

1,2本目はlong jog続きで脚の筋肉が潰れているのを感じたが、3本目からラクにスピードが出るようになった。ただ本数を重ねるにつれ、大腿四頭筋やふくらはぎが重く疲れてきて、ポイントを踏みきれておらずバネを利かすだけになってしまった感があった。しかし上半身、特に腕はいい感じに脱力できており、力感の割にタイムが速いという良い感触の中走ることができた。心肺への負荷はある程度感じたが、リカバリーjogの間にほぼ回復していた。

タイムの平均は87"7 (3'07"/km)。余裕を残してこのタイムは満足だ。
ダニエルズのIペースより速いペースなので、客観的に見ればVO2maxの負荷で走れている。しかし主観的には、あと一歩ほど足りないのではないかと感じている。以前は心肺が締め付けられるような、もっと強い負荷がかかっていたように思う。
この物足りなさがLTレベルの上昇による主観強度のズレによるものなのか、本当に追い込めていないのかどうかはよく分からない。

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今日以上のスピードを出すと、心肺より脚の筋肉が先にへたってしまうと感じた。バルでもっと追い込むのなら、より短い距離で速めの動きを繰り返して神経系と筋肉を鍛え、無理な力を加えずともスピードが出る体づくりをする必要があると考えている。
具体的には、100~150mを8~10本なんかいいんじゃないかと思っている。

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今日で年内のポイント練習は終了。寒い中よく頑張りました。

2015年12月28日月曜日

スクワット

12/28(月)
・long jog 23.5km (5'01"-4'33"-08"/km, Ave. 4'34"/km)
・ws 170mx3
・補強 ラ-腕-プ-臀

7:00出走@猪名川。
走り始めは頭の奥が重だるかった。走るにつれて徐々に快調になっていったが。
今日は一庫ダム周りのコース。起伏に富んでいて、うまく脚筋力を鍛えられたと思う。

頭の奥がしびれるような重だるさはオーバーワークの前兆。とりあえずたくさん走ろうということで年末年始は20km以上のlong jogを予定していたが、もう少し距離を短くしても良いのかもしれない。
また、ゆっくり走ったからと言って必ずしも疲労が抜けるとも限らない。スパッと走る類の刺激も必要かなと思う。

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昨日は午後から補強をたくさんやった。主に腹筋、腕立て、スクワット。
腹筋は安易に鍛えすぎると固まってしまい、衝撃吸収のサスペンションとしての役割・走る際のリズムとりの役割をうまく果たしてくれなくなり走りづらい。1回の補強回数を少なめにしてセット数を
増やすとか、腹筋運動の種類を変えるとか工夫して鍛えるようにしたい。

今のところ一番効果を感じているのはスクワット。
走った後の回復が早くなった。接地の衝撃を受け止める筋肉が増え、負担が分散されているイメージを持っている。
スクワットは30~50回を1セットとして、暇なときに何セットか実施している。軽めの負荷で高頻度。ノルマを決めずのんびりやっているので、ストレスになっていないのも良いのだろう。

2015年12月27日日曜日

年末年始の練習計画

12/27(日)
・long jog 24km (Ave. 4'49"/km)
・ws 170mx3
・補強 股-腕-腹-臀

7:25出走。昨日は大学陸上部の飲み会で遅くなったので、ゆっくりめの起床。
走っていて軽い吐き気が続いていた。しかし動き自体は快調で、最後まで余裕を持ったjogができた。

テクニカル面では腰が折れ気味になってしまっていた。腰を軽く入れるようにしたら、フォームがきれいになり走る感覚も気持ち良いものになった。
昨日も腰が入っていなかったために不調だったのかもしれない。

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この年末年始は、心身の疲労を抜くことと、スピードを上げるための土台作りに取り組むつもり。

主にポイント練に対する精神的な疲れがたまっていると感じているので、ゆっくりjogで心にゆとりを持たせたいと思っている。

帰省先の猪名川は起伏が豊富なので、ゆっくりjogすることで脚筋力を培うことができる。これに加えて腹筋・腕立て・スクワットといった筋トレをすることで、スピード練習の刺激を受け止めて走力に変換できるだけの筋肉をつけたい。

2015年12月26日土曜日

PR 20.4kmをAve.3'54"/km

12/26(土)
・PR 20.4km (3.9kmx5周+900m, 4'06"-3'58"-53"-52"-49"-27"/km, Ave. 3'54"/km)
・ws 150mx3
・補強 壁-ラ-腕-腹-臀

6:20出走。相変わらず軽くだるいがそこそこ動くという良く分からない体調。

最初から最後まで精彩を欠く走りだった。
1周目は3'50"/kmくらいに乗せようと思って走るも、身体のどこをどう動かせば乗るのかピンと来ず、戸惑った。
2周目からももっと上げたかったが、思うようにペースが上がらないのと、20kmという距離に防衛意識が働いてしまったのとで、満足のいく上がり方では無かった。ハムとふくらはぎが強く張っていて身体を上手く支えられていなかった。
走り終わっても、心肺にも体幹の筋肉にもたっぷりと余裕が残っていた。良く捉えれば「余裕度が向上していた」となるが、今日は明らかに追い込めていなかった。

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追いこめなかった原因は、「疲労」「距離への恐怖心」の2つだった。

疲労に関しては、昨日のjogラスト1000mペースアップが効いている。
これ自体は良い練習なのだが、ポイント練のペースが上がって強度が増しているので、totalの質を保つために無くしても良いのかもしれない。

距離への恐怖心に関しては、前にも書いたが16kmが今現在のラインかなと思う。
脚づくり・身体づくりの意味で20km以上を押す練習ももちろん必要なのだが、long jogで脚と身体をある程度作れていると感じるので、PRではもう少しペースを上げてスパッと追いこみたい。

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今日は身体が思うように動かず調子が底だったが、なんとか気持ちを切らさず練習をやりきった。
これが今日最大の収穫。この点だけは、自分を褒めてやりたい。